子どもが二階の階段から落ちました。
どうしますか?
救急車は呼びますか?
119番に電話しますか?
救急車は呼びますか?
救急車を呼ぶ前に
救急車を呼ぶ必要のある状態
・大量に出血している ・意識がない ・意識がもうろうとしている ・嘔吐やけいれんを起こしている ・打った部分がへこんでいる
このような時は、すぐに救急車。
このとき、脊椎損傷などの可能性があるので、できるだけ体を動かさないようにする。
どうしても動かさないといけない時は、救急隊の人にどうすればいいのか確認することが大切。
救急を要する必要は無いが、病院を受診すべき状態
・顔色が悪い ・大きなたんこぶができている ・様子を見ていたが、明らかに元気がない ・食欲が全くない ・鼻や耳から出血、もしくは透明の液体が出ている ・手足や目の動きがおかしい
このような時は、病院をすぐに受診、もしくは電話で相談。
夜間や休日だったときの相談方法
#8000(小児救急電話相談)に連絡
どこの都道府県からでも連絡できる方法で、怪我だけではなく、病気などあらゆる子供の救急相談にのってくれる。
近隣の消防局へ連絡
消防局では、夜間・休日診療をしている病院と連絡先を把握しているので、すぐに近くの消防局へ連絡して病院を紹介してもらう。
この時、気を付けるのは「119」に連絡するのではなく、市外局番から始まる電話に連絡するようにする。事前に調べて電話の近くに貼っておくと、いざという時に助かります。
全国版救急アプリ「Q助」
症状の緊急度を素早く判定・救急車を呼ぶ目安になるアプリ「Q助」をスマホに入れておく。
急な病気やけがをしたとき、該当する症状を画面上で選択していくと、
「いますぐ救急車を呼びましょう」
「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」
「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」
「引き続き、注意して様子をみてください」
「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」
「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」
「引き続き、注意して様子をみてください」
という緊急度に応じた必要な対応が、緊急性をイメージした色とともに表示される。