ずいぶん前に健康診断を受けた。
すっかり忘れていたけど、忘れた頃にやってくる自動車税と健康診断の結果。
先日仕事終わりに結果を渡された。
帰ってから見ようとも思ったが、我慢できずその場で開封。
今年の健康診断の結果は・・・「C判定 要注意」!
今年もですか。。去年もC判定だったけど。
周りの同僚のものぞき込むと、みんなC判定か良くてB判定。
これってA判定の人いるのかなって思ったら、いました工場長。
すごいな。初めて見たA判定。
でもまぁ、自分の結果のC判定でも満足。
気になっていた「尿酸値」も下がっている。
体重も減ったし、血圧も前回より下がっている。
たぶん健康!大丈夫。
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健康診断 判定区分
健康診断の判定結果は7つに分けられる。
そして、今回の結果はC判定の要注意。
- A判定・・・異常なし
あこがれのA判定。今回の検査の範囲では異常が認められなかった。 - B判定・・・経過観察
わずかに所見を認めますが、日常生活に差し支えありません。 - C判定・・・要注意
生活習慣の改善。経過観察が必要です。 - D1判定・・・要医療
治療を踏まえ、医師に相談。 - D2判定・・・要精検
精密検査(二次検査)を受けなければいけない。 - E判定・・・判定保留
種々の理由により、正確な判定ができなかった。 - F判定・・・現在治療中
今後も治療を続ける。
検査項目別の判定
身体測定・・・A判定
標準体重は64.3㎏に対して、67.4㎏。まだまだ3㎏もオーバーしているが、去年よりも3㎏減っている。検査前、これといった運動も、山登りも今年はさっぱりしていなかったのに体重減は嬉しい。BMIも去年より1.2減っていた。
ビックリしたのは腹囲。去年と比べてマイナス7.5㎝。
もともと夏には汗をかいて体重が減りやすいので、検査当時よりさらに体重は減って65.8㎏。ベルトを外すとズボンが落ちるくらいスカスカになった。
なんか減りすぎて逆に怖い。
血圧測定・・・C判定
上が146の下が93。
基準値だと、最高血圧が129以下、最低血圧が84以下となっている。
去年の結果は上が158で、下が97だから、多少下がったのかな。
先日病院に置いてある、血圧測定器で測ったところ上が132で下が89だったから、ますまずと思っている。
聴力検査・・・A判定
最近、何度も聞き直すことが増えた気がするが、A判定なら大丈夫なのか?
年のせいか耳も遠くなっていく気がする。
貧血・・・A判定
赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値、すべて基準値内。
赤血球の数が少なすぎれば貧血の疑い。
血色素は赤血球に含まれ酸素運搬役を果たす。減少していると鉄欠乏性貧血が考えられる。
ヘマトクリット値は血液全体に占める赤血球の割合をいい、数値が低いと鉄欠乏性貧血、高いと多血症、脱水などが考えられる。
炎症・・・A判定
白血球数の基準値は3200〜8500/μℓのところ8500μℓ。ギリ基準値内。
白血球は細菌などから体を守る働きをしていて、数値が高いと細菌感染症・炎症・腫瘍の存在が疑われる。低い場合は、ウイルス感染症・薬物アレルギー・再生不良性貧血などが疑われる。
あと、喫煙によっても高値となる場合があると書いてある。
こっそり朝吸ったタバコもバレバレなのかもしれない。
脂質代謝・・・A判定
中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、LDL/HDL、総コレステロール、すべて基準値内。
中性脂肪の数値が高いと動脈硬化を進行させ、低いと低βリポたんぱく血症、低栄養などが疑われる。
HDLコレステロールは、善玉コレステロールと呼ばれ、血液中の悪玉コレステロールを回収してくれる。少ないと動脈硬化の危険性が高まる。
基準値内とはいえ、53㎎/μℓはなんか少ないような気がする。善玉ならもっとあってもいいのかな。やっぱりタバコが原因なのかもしれない。
LDLコレステロールは、悪玉コレステロールと呼ばれ、多すぎると血管壁に蓄積して動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性を高める。
これは前回の健康診断よりもかなり減っている。なんでだ?
総コレステロールは、増えすぎると動脈硬化・脂質代謝異常・甲状腺機能低下症・家族性高コレステロール血症などが疑われ、低い場合は栄養吸収障害・低βリポたんぱく血症・肝硬変などの疑いがある。
肝機能・・・A判定
GOT、GPT、γ-GTP、ALP、すべて基準値内。
GOTは、心臓・筋肉・肝臓に多く存在する酵素。
GPTは、肝臓に多く存在する酵素。
数値が高い場合は、急性肝炎・慢性肝炎・脂肪肝・肝臓がん・アルコール性肝炎などが疑われる。GOTのみ高い場合は心筋梗塞・筋肉疾患などが考えられる。
γ-GTPは、肝臓や胆道に異常があると血液中の数値が上昇し、アルコール性肝障害・慢性肝炎・胆汁うっ滞・薬剤性肝障害が疑われる。
γ-GTPの数値が前回の健康診断では基準値を超えているのに、今回はずいぶんと下がっている。何があったのか不明だ。ほとんどお酒は飲まないからな。気になる。
糖代謝・・・B判定
空腹時血糖は基準値内。
HbA1cってのが0.1%、基準値を超えた。
空腹時血糖が高いと、糖尿病・膵臓がん・ホルモン異常が疑われる。
HbA1cは、過去1〜2ヶ月の血糖の平均的な状態を反映するため、糖尿病のコントロールの状態がわかるらしい。
今回の検査で5.6%だったので、将来的に糖尿病発症のリスクが高いということみたいだ。うちは糖尿病の家系って嫁に言われていたので、来るときが来た感はある。
・運動不足
・肥満
・ストレス傾向が強い
・高血圧の薬を飲んでいる
・40歳以上
・妊娠中
・甘いものが好き
・喫煙者
・偏食の傾向
・濃厚な糖尿病の家族歴
・家族に肥満が存在する
などの要因が考えられるようだが、7項目も当てはまっている。
運動は仕事が運動みたいなものだからこのままで、休みの日は山登り。そして食生活を変えていこう。
お弁当のおかずを、ほうれん草・ブロッコリー・れんこん・かぼちゃ・オクラ・トマト・きのこ・納豆・豆腐・海藻・青魚ばっかにしてもらおう。好きなのばっかじゃん。
嫁に話したら、タバコをやめなさい!と一蹴された。
腎機能・・・A判定
クレアチニンも基準値内。
クレアチニンは筋肉量が多いほど、その量も多くなるらしく、基準値に男女差がある。数値が高いと腎臓の機能が低下していることを意味する。
痛風・・・A判定
尿酸値が下がったのは嬉しい。今回は6.5㎎/dℓ。前回の7.3から0.8も下がった。
尿酸は、高い状態が続くと結晶として関節に蓄積していき、突然関節痛を起こす。これを痛風発作という。また、尿路結石も作られやすくなる。
散歩程度の軽い運動で尿酸値は下がるらしいが、激しい運動は尿酸値が上昇し、逆効果となるようだ。
あとは、肥満。そして野菜をたくさん食べること。付き合いのビールはほどほどにして。
若い頃はレバーを食えって言われ、ほぼ毎日行く焼き鳥屋でかならずレバーを食べていたが、どうやら動物の内臓系はプリン体が多く控えた方がいいみたいだ。
あとはストレス。これだけはどんどん溜まっていく。どんどん、どんどん。
呼吸器検査・・・A判定
胸部X線、異常なし。
肺炎・肺結核・肺がん・肺気腫・胸水・気胸などの呼吸器の疾患の有無と程度がわかる。
タバコを吸うから、いつも気にはなってるが一度も引っかかったことがないので、止められない。というか止める気がない。
上部消化管検査・・・A判定
胃部X線、異常なし。
空腹の時のバリウム、ごちそうさまでした。みんな苦手っていうけど、お腹すいてるから美味しいって感じる。うちの部署で話したら、若い子しかいなくて経験者がいない。ひとのことおじいちゃんって呼ぶのはやめなさい。
バリウム検査では、胃潰瘍・十二指腸のポリープ・胃がんなどが発見できる。
心電図検査・・・A判定
心電図検査、正常範囲でA判定。
若い頃は、よく引っかかっていた気がするけど、おじさんになってから心電図で引っかかることが無くなった。なんでだ?もう健診のお姉さんにドキドキすることも無くなったからなのか??
心電図検査では、不整脈・心肥大・心筋障害・心筋梗塞などがわかる。
便潜血検査・・・A判定
便潜血検査、陰性(ー)。
いつも検便の時、採取が難しくうまくいかない。2回もとらんといかんし。
今回も2回とも水没させてしまったのを、こっそり採取。検査的に問題ありなのかわからないが、拭いてる間に敷く紙とともに沈んじゃうんだよね。
便潜血検査では、陽性(+)の場合、大腸ポリープ・大腸がん・痔によって便に血が混じっていることが考えられる。
尿検査・・・A判定
尿淡泊、尿糖、尿潜血、すべて陰性(ー)。
尿淡泊・尿潜血は、腎臓の傷害により尿淡泊が増える。腎炎・糖尿病腎症などが考えられる。腎または尿路疾患である結石・膀胱炎等で陽性を示す。また、病的でないときにも陽性になることがある。
尿糖が陽性だからといって、糖尿病とは限らない。腎性糖尿や食後の一過性糖尿でも陽性となる。糖尿病との識別は血液中の糖を測定する。
医師診断・・・A判定
異常所見なし。
ん〜、そうですねぇ〜。だいぶ体重が減りましたね〜。いいですよ〜。まだ痩せれますね〜。65㎏まで落としてください〜。腹囲もずいぶん減りましたね〜。何か運動をはじめたのかな〜?いいですよ〜。
まとめ
きっと、タバコをやめれば総合A判定を目指せる気がする。
しかーし、タバコはやめられないんだな。
来年は、糖代謝に気をつけつつ、尿酸値もこのまま下がった状態でいけるといい。
そして問題の血圧。ドキドキしないようにしよう。
あと、この前入れたATOK2017 for Mac。すごく入力しやすいよ。