富士登山の魅力ってなんだ?
一度は登ってみたいと思う日本一の山、富士山。2013年6月にはユネスコの世界文化遺産にも登録された。どこへ出かけても見えただけで嬉しくなってしまう富士山。
日本一のパワースポットに登って、今年も富士山のエネルギーをもらいに行こう。
次の日の仕事は筋肉痛でカクカクの動きになるのはわかっているが、また登りに行っちゃうんだな。
ご来光
やっぱり日本一の山頂で見てみたいご来光。雲の中から現れる太陽を、今か今かと待ちながらカメラを構える。神秘的なご来光の前では、疲れも忘れて見入ってしまう。思わず手を合わすほどの美しさ。また今年も見てみたい。
雲 海
雲の上まで来てるってのが何より嬉しい。ずいぶん高いところまで来れたなぁっていつも思う。眼下に広がる雲海を眺めるのも疲れを忘れさせてくれる。
湿度が高く放射冷却が起こった早朝などに見る事ができる。
景 色
日本一の標高から見る迫力ある壮大な景色もまた格別。天気が良ければスカイツリーや東京湾も見る事ができる。航空写真を見ているように見下ろす事ができ、高いところに来た事が実感できる。
夜景と星空
夜間に登り始めると、最初の楽しみは夜景。暗い中ヘッドライトで足元だけを見ているけど、立ち止まって夜景を見るのも悪くない。地上よりもはるかに空が近いぶん、星空や月もキレイに見える。富士登山の時期はペルセウス座流星群も楽しみの一つ。ふー疲れたーって空を見上げると流れ星が見える。えっ今の何?って思わず足を止めて次の流れ星を待ってしまう。
火 口
頂上にたどり着いた人だけが見られる大きな噴火口。すり鉢状に大きな穴があいている。
富士山の頂上は平らではなく、火口の周りに八つもピークがある。その一番高いところが剣ヶ峰(3776m)。
火口を一周すると2.4kmもあり、時間にすると1時間半くらいかかってしまう。これをお鉢巡りという。
やっぱり達成感
自分の足で日本一の高さまで登って来られた達成感。仲間と助け合いながら、つらい道のりを励ましあって登る。頂上に到達した時の感動は疲れも忘れさせてくれる。
一生の思い出になる事間違いなし。
砂走りも楽しい
登るだけじゃなく、下りにも楽しみがある。それが砂走り。
御殿場ルートと須走ルートには砂の斜面を一気に駆け下りれる砂走りがある。もー走り出したら止まらないくらいの勢いで下る事ができるのだ。時間も短縮できて嬉しい。
楽し過ぎて、行き過ぎて戻ってくる人に会った事がある。
自 然
砂や砂利道がほとんどの富士山だが、須走ルートの五、六合目には木々もあり森林浴も楽しめる。富士宮ルートや御殿場ルートからは宝永大噴火の時の横にでっかく開いた穴も見る事ができ、プリンスルートを通れば宝永火口の縁に立ちスケールのでかさを実感できる。
家に帰れる
どの山に登った時でも自分が一番嬉しいのは、家に帰れる、帰った時。やっぱうちはいいなぁって思う。
下山して来て自分の車が見えた時、富士山ならシャトルバスが見えた時、やった家に帰れる、もうすぐ靴が脱げるって嬉しくなる。
ひょっとしたら登頂するより嬉しいのかもしれない。
じゃあ行かなきゃいいじゃん!ってよく言われるが、山に登って帰って来ないとわかんないだろうな。
家に帰るまでが山登り、修学旅行だって家に帰るまでが修学旅行だ!って昔先生が言ってた。
どうでしょう?少し登ってみたくなってきたかな?
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