▲富士登山【体調管理と準備】

忘れてはいけないのが、日本一の高い山だということ。日頃何も運動をしていないのに、いきなり富士山を目指すのはケガや高山病などのリスクを伴う。最低でも1ヶ月くらい前から準備をし、体調を整えておこう。
富士山の登山者の特徴として、登山初心者が多い。日本一の山、富士山は決してやさしい山ではない。山頂まで登り切る体力をつけ、登山に慣れておくことが必要だ。
登山が初めての場合は、近くの手軽な山でのハイキングで登山に慣れておこう。登山シーズンが始まったら、装備のチェックも兼ね標高のやや高い山での登山を試してみるのがオススメだ。

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まずは情報収集

まずやるべきことは、情報収集。富士山の登頂はなかなかハードな道のりとなる。
天気予報や登山道の情報、山小屋の予約に救護施設やトイレの有無、施設の開設期間なども確認し、最低限の登山知識は身につけておく。専用のガイドが案内してくれるツアーに申し込む場合でも同じ。
市町村のホームページや山小屋のホームページなどで、最新の情報をチェックしよう。

http://www.fujisan-climb.jp/index.html

山行計画と早めの山小屋予約

富士山に登ることを決めたら、いつどんなプランで登るのか具体的に決めよう。時間に余裕をもったプランを立て、何時に登り始めて、どのくらい歩いてどこの山小屋に泊まり山頂を目指すのか、下りて来ることもしっかりシュミレーションして組み立てよう。
山小屋は週末などはすぐ埋まってしまうので、早めに予約しておかなければいけない。

カラダの準備

安心して富士山に挑戦するためにも、1ヶ月前くらいからウォーキングを始めよう。日頃運動をしていないのであれば、体を動かし、登山ができる体にすることが大事!
毎日2キロくらいのウォーキングを登山を想定しながら、小股で呼吸を乱さないように歩く。
息は鼻から吸って、口から出す。これが登山時の呼吸法で、トレーニング時から慣れておくといい。

必要な装備を揃える

登山の日程が決まったら、必要な装備は早めにリストアップし準備しよう。新しく登山靴を購入しなくてはいけない場合、手軽な山で履いてみて、足慣らしをしておくのがいい。ザックやトレッキングポール、ヘッドライトなども初めて購入するものは、使い方を確認して富士山でもたつかないようにしたい。
トレーニングを始めて体が慣れてきたら、荷物を背負って歩いてみる。ザックの重さも徐々に重くしていき、実際の富士登山で担ぐ重さを背負えるようになろう。初めての時は不安で、荷物も増えてしまう。結構な重さになるので体験しておくのがいいかもしれない。無駄なものがないか確認しておく。

1週間前からの体調管理

バランスの良い食事と十分な睡眠をとるようにして、体調管理をしっかりとしよう。
食事はあまり食べ過ぎないように、脂っこいものも控えておく。エネルギーを生み出す炭水化物やタンパク質を中心に、疲労回復に効果のあるクエン酸なども積極的にとる。
ハードな運動は疲労が残るので注意して、疲れを残さないよう軽めの運動にしておく。3日前くらいからは完全に体を休めて登山に備えておく。
特に前日は睡眠はしっかりとるようにして、高山病の予防をする。
出発前日のアルコールは控え体調を崩さないように注意する。

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